大分県立美術館「OPAM」いよいよ完成

 「五感のミュージアム」「出会いのミュージアム」をコンセプトに、来年4月24日の開館に向けて準備が進む大分県立美術館「OPAM」が、今月末いよいよ完成する。
 この新県立美術館の竣工を記念して、来月の23日から30日まで「OPAM誕生祭」を開催する。期間中は、美術館の一般公開をはじめ、陶芸家や写真家の作品展示、アーティストによるトークイベントなど、様々な催しを実施することとしている。
 来年4月24日の開館記念展では、「モダン百花繚乱『大分世界美術館』-大分が世界に出会う、世界が大分に驚く『傑作名品二百選』」と題して、ターナーやルソー、ミロ、ダリなど、19世紀から20世紀の欧州モダン巨匠作家の名画と、田能村竹田や福田平八郎、高山辰雄ら大分県出身作家の作品を展示し、絵画を通じた大分と世界の出会いを実現する。
 これからの大分の芸術文化による地域づくりをリードしていく存在として大きな期待が寄せられている。

〈お問い合わせ〉
芸術文化スポーツ局県立美術館推進室
電話番号:097-506-2082
http://www.opam.jp/

美術館完成図