保全と利用のバランスを~保全利用協定の締結推進~
「保全利用協定」とは、自然環境の「保全」と「利用」双方のバランスをとりながら、次世代に豊かな自然・文化の継承を図るとともに、観光産業の持続的な発展を図る制度である。
同制度は沖縄振興特別措置法に盛り込まれた、沖縄県独自のものである。
同協定は、自然体験活動を行うフィールド(エコツアーなどが行われる場所)の適正な保全と利用を行うために、地域住民・関係者からの意見を適切に反映しつつ、事業者(観光ツアーのガイドを行う会社等)間で自主的に策定・締結する。
事業者が自ら、「自然環境に対する配慮」「安全管理に関する配慮」「地域に対する配慮」「運用上の取り決め」をルール化することで、自然環境の保全と地域の活性化の両立を目指している。
沖縄県では、協定の締結をサポートするため、「サポートデスク」HPを開設している。同HPでは、事業者向けのサポートや締結地域の紹介も行っているので、「沖縄県内で自然環境の保全に取り組みたい」という観光事業者はもちろんのこと、観光で沖縄を訪れる方にもアクセスいただき、自然環境の保全と利用の両立への推進や観光事業者を選ぶ際に活用していただきたい。
〈問い合わせ先〉
沖縄県公認保全利用協定サポートデスク TEL:098-996-2296
サポートデスクURL
沖縄県公認|保全利用協定サポートデスク (sustainable-tourism.okinawa)