「バーチャル名護屋城」の運用開始!
豊臣秀吉の命で築城され、黒田官兵衛が設計、加藤清正、黒田長政らがたった5ヶ月で築城し、当時は大坂城に次ぐ規模を誇った「肥前名護屋城」。
佐賀県立名護屋城博物館は、国内でも極めて貴重な歴史遺産である名護屋城跡、全国の諸大名陣屋跡などの保存整備・活用を進めています。その一環で、現地を訪れた方々に、当時の城や城下町などの様子を精密なCG(コンピュータグラフィックス)でリアルに感じていただくためのスマートフォン・タブレット版アプリ「VR名護屋城」の運用を開始しました。
このアプリは、GPS取得による位置情報に合わせて、城のエリアや大名陣屋(堀秀治陣と豊臣秀保陣)、城下町(茜屋町)など、360°の風景が画面に再現されるビューポイントを58ヶ所設定、黄金の茶室内部や草庵茶室内部、天守最上階からの360°の眺めなども高精細CGで見ることができます。さらに城跡の主要部3.5万平方メートルでは、仮想空間を自由自在に行き来できます。博物館貸出しのタブレットをご利用いただくか、個人所有のスマートフォンやタブレット端末にこのアプリをダウンロードしていただけば、どなたでもご利用可能です。
佐賀県立名護屋城博物館では、このアプリが本県の文化資源を身近に、分かりやすくご理解いただくとともに、県外に向けた当地域のアピールにも極めて有効なツールになると考えています。
このアプリはiPhone端末の方は「App Store」から、Android端末の方は「Google play」から、それぞれダウンロードできます。
<佐賀県立名護屋城博物館ホームページ>
http://saga-museum.jp/nagoya/nagoya-castle/virtual.html
<問い合わせ先>
佐賀県立名護屋城博物館
電話:0955-82-4906