海外から注目される『しずおかユニバーサルデザイン』

 平成11年、本県は全国で初めて、県政推進の基本的な考え方としてユニバーサルデザインを取り入れました。「すべての人が自由に活動し、いきいきと生活できる魅力ある『しずおか』の実現」を目標に、全庁を挙げて行動計画の推進に取り組み、今年度、この取組みが10年の節目を迎えました。
 本県の取組みは、国内外から注目され、特に、ここ数年は、海外からの視察調査や講演等の依頼が増加しています。平成21年3月には、富士山静岡空港が開港し、海外からの来静者も増加することから、県では、国外に向けた情報発信にも力を入れています。
 昨年度、海外からの視察調査の受入れは、韓国、台湾、カナダ、オーストラリアから合わせて8件ありました。本年2月には、自治体国際化協会パリ事務所(クレア)からの要請により、フランスの地方自治体幹部職員応用研修所(モンペリエ市)で、本県の取組みについて講演しました。これが契機となり、フランスで初めてユニバーサルデザインが、来年度の当該研修所のカリキュラムとして正式採用されることになりました。
 さらに今年度は、世界高齢者団体連盟世界会議(カナダ・モントリオール市)及び台湾デザインエキスポ(台南市)での講演を予定しています。
 こうした中、最新情報を効果的に、かつ迅速に提供するため、ホームページの充実を図っています。5月には、英語のページに加え、韓国語のホームページを新たに公開しました。このサイトでは、県がユニバーサルデザインを導入して建設した小笠山総合運動公園「エコパ」や県営住宅等の県有施設、目の不自由な人にもわかりやすいよう、県章の部分にエンボス加工を施した公用封筒等の事例を紹介しています。
 加えて、3月には、「みんなで進めよう! しずおかユニバーサルデザイン」と題した多言語対応のパンフレットを作成し、海外からの視察団体への説明や国際会議等で活用しています。
 言葉の壁がある外国人へのわかりやすい情報提供も、ユニバーサルデザインの一つです。静岡県では、「すべての人が自由に活動し、いきいきと生活できる魅力ある『しずおか』の実現」を目指し、今後も国内外に向け、ユニバーサルデザイン情報を発信していきます。

みんなで進めよう! しずおかユニバーサルデザイン