2010年に「あいち国際芸術祭(仮称)」を開催します。

 愛知県では、2010年の8月中旬から10月末まで、「あいち国際芸術祭(仮称)」を開催します。
 この芸術祭に向け、1.新たな芸術の創造・発信による、世界の文化芸術の発展への貢献 2.現代芸術の普及・教育による、文化芸術の日常生活への浸透 3.文化芸術活動の活発化による、地域の魅力の向上の3つの目的の下に、芸術関係者、県民、NPO・ボランティア、企業、市町村等と幅広い連携・協働を図っていきます。
 また、2010年の開催を初回とし、以降、3年ごとの定期的な開催を目指しています。
 愛知県では2005年に世界と直結する中部国際空港が開港し、同年に開催された愛知万博は、人と文化の壮大な交流を通じて、文化芸術に対する関心の高まりや、NPO・ボランティア活動への参加気運の広がりなど、さまざまな成果をこの地域にもたらしました。また、愛知県には美術館とともに、オペラハウス機能を持つ大ホールやコンサートホールなどを備えたわが国屈指の大規模複合施設である「愛知芸術文化センター」があり、その開館から15年間に及ぶ活動の蓄積があります。
 そうした国際文化交流の豊富な基盤やノウハウ、また、世界にも誇り得る複合的芸術文化施設とその活動の蓄積を有する愛知県が、それらを十分に活用しながら、新たな芸術の創造・発信などの展開を図ることにより、経済面だけでなく、文化芸術面でも日本、世界に貢献していくことを目指しています。  
 8月には独立行政法人国立美術館理事で国立国際美術館館長の建畠晢(たてはたあきら)氏が芸術監督に就任しました。建畠氏は1990年と1993年に、ヴェネツィアビエンナーレの日本パビリオンコミッショナーを務め、2001年の第1回横浜トリエンナーレでは4人のアーティスティック・ディレクターのうちの1人であり、そのほかにも、釜山ビエンナーレでエキジビジョン・ディレクティング・チームのメンバーを務めるなど、国際的な芸術祭で活躍されています。
 今後、建畠監督を中心に、創造性や驚き、また、祝祭感にあふれ、世界へ発信力を持つ芸術祭を地域が一体となって創り上げ、国の内外の多くの人々が憧れる魅力的な地域づくりにつなげていきます。