土井隆雄宇宙飛行士に県民栄誉賞表彰及び「いばらき大使」を委嘱

 10月27日、昨年3月にスペースシャトル「エンデバー号」に搭乗した土井隆雄宇宙飛行士を県庁にお迎えし、県民栄誉賞表彰などの式典と記念講演会を開催しました。
 式典では、「スペースシャトル公式飛行記念品」として宇宙を旅した県旗が、米航空宇宙局(NASA)発行の飛行証明書とともに橋本知事に返還されました。あわせて、2度の宇宙飛行で宇宙開発の重要な任務を成し遂げ、県民に夢と希望を与えた功績による県民栄誉賞の表彰と、本県をPRしていただく「いばらき大使」の委嘱を行いました。
 また、「宇宙をめざせ―有人宇宙時代―」と題した記念講演会では、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」の船内保管室の取り付け任務など、宇宙での活動の様子を映像で紹介しながら宇宙への思いを強く語っていただき、水戸市内の小中学生など470人が熱心に聞き入っていました。
 講演終了後、子どもたちは土井宇宙飛行士に多くの質問を投げかけたり、返還された県旗に触れて目を輝かせたりしていました。

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土井宇宙飛行士から橋本知事に返還された県旗