地元の魅力アピールに高校生が奮闘

 宮城県一迫商業高等学校では、生徒が中心になり、多くの方に地元栗原市の魅力を知ってもらうための取組みを展開しています。
 今年度は、昨年10月から12月まで開催された「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」に合わせて、地元飲食店の協力の下、すべて栗原の食材を使用した「栗原ふれあい弁当」を開発し、イベントなどで販売しました。この弁当には、「栗原や栗原の食材を多くの方に知ってほしい」という思いが込められているほか、昨年6月に発生した「岩手・宮城内陸地震」で被害を受けた地域の食材も使用するなど、「被災してもこのようにがんばっています」というメッセージも込められています。また、栗原の見どころなどを紹介したDVDや観光ガイドブックも作成し、弁当の販売に併せて無料で配布しました。
 こうした取組みは、宮城県一迫商業高等学校が、平成17年から取り入れている職業教育「デュアルシステム」の一環で、同校では、今後も、地元企業と協力した、企業実習、販売実習、起業家研究などにより、生徒の勤労観や職業観を育成していくとともに、地域の活性化にも貢献できるよう取組みを行っていきます。

【お問い合わせ】
宮城県一迫商業高等学校
電話番号 0228-52-4112

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