埼玉西武ライオンズに彩の国特別功労賞を贈呈

 埼玉県は、2008年12月3日、彩の国特別功労賞を埼玉西武ライオンズに贈呈しました。本県では、スポーツや文化等の各分野において、国内外で高く評価される功績を挙げ、広く県民に夢と希望を与えることに多大な功績があった埼玉ゆかりの個人又は団体に対し、彩の国功労賞を、特に顕著な功績があったと認められるものには彩の国特別功労賞を贈呈しています。
 特別功労賞を過去に受賞したのは、岡野雅行氏(浦和レッドダイヤモンズ=当時)で、1997年のフランスW杯アジア最終予選でVゴールを決め日本を本大会初出場に導いた功績によるものです。今回はそれに続く2組目の受賞となります。
 昨年、埼玉西武ライオンズは球団創設30周年という節目の年に当たり、チーム名を現在のように変更しました。その記念すべき初シーズンに、読売巨人軍との激闘を制し、日本一に輝きました。また、アジアシリーズにおいても日本代表として見事、優勝を果たしました。これらの偉業を称え、このたびの表彰となったものです。
 贈呈式には、球団から小林信次社長、渡辺久信監督、平尾博嗣選手、星野智樹選手が出席しました。渡辺監督からは、「球団名に『埼玉』という冠が付いた初年度に、日本一になれて良かった。埼玉の皆さんに多大なサポートをもらった。」と感謝の言葉がありました。上田知事は「クライマックスシリーズ、日本シリーズともに球史に残る素晴らしい試合で県民は本当に喜んでいる。埼玉の名を広めていただいた功績に、御礼を言いたい。」と述べました。また、本県のマスコット「コバトン」が優勝決定の胴上げのときに監督と一緒に宙を舞ったことにも触れ、大いに盛り上がりました。
 本県には、埼玉西武ライオンズを始め、浦和レッドダイヤモンズ、大宮アルディージャ、埼玉ブロンコスと4つのプロスポーツチームがあります。このように多くのプロチームの活躍を間近に見られることは、本県の魅力の一つでもあります。プロスポーツを通じて、県民の郷土に対する愛着や誇りが醸成されるとともに、全国へ埼玉が発信されることを期待します。

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