金沢城公園の魅力アップへ復元整備実施中
金沢市の中心に位置する「金沢城公園」は、隣接する兼六園とともに、県民の憩いの場であり、また、国内外から多くの観光客が訪れるスポットです。
古くは加賀藩主前田家の居城として、その後、陸軍の拠点や大学のキャンパスとして利用され、大学移転後、公園として整備し一般開放された歴史を持つ金沢城公園。現在、さらなる魅力アップを図るため復元整備を行っています。
その一つ、平成19年から復元整備を進めている河北門の上棟式が1月10日、執り行われました。
河北門は、石川門、橋爪門とともに「金沢城三御門」と呼ばれ、宝暦の大火(1759)で建物の大半が焼失した後、三御門の中で最初に再建された重要な門であり、実質的な正門とされています。平成22年春の完成を目指し、ただいま整備を進めております。
また、多くの方々に復元事業への理解を深めていただくため、河北門に使用する壁板や平瓦に記念のメッセージを残してもらう寄進事業も行っています。
このほか、「いもり堀」の段階復元にも取り組んでおり、金沢城公園に新たな文化的資産が創出され、その魅力がますます高まることが期待されます。
【お問い合わせ】
石川県公園緑地課
電話番号 076-225-1773
金沢城公園全体図