新型インフルエンザ対策総合訓練を実施しました
東南アジアを中心として、鳥インフルエンザの人への感染が後を絶たず、新型インフルエンザの発生が、世界的に危惧されています。
この未知なる脅威に対応するためには、より具体的な設定の下で訓練を実施し、対策の検証を行うことが重要です。
そこで、愛知県では、1月13日に国と合同で、「新型インフルエンザ対策総合訓練」を実施しました。
国は、これまで3回「新型インフルエンザ総合対策訓練」を実施しておりますが、今回は初めて「まん延期」まで含めた訓練となりました。
訓練では、新型インフルエンザに関する具体的な発生想定に基づき国と県にそれぞれ対策本部を設置し、対策を検討するとともに、知事と厚生労働副大臣によるテレビ会談を行い、国と県の連携やそれぞれの対応の確認・検証を行いました。
また、医療機関における患者受け入れや陰圧テントを用いた発熱外来の設置等の実動訓練を実施しました。
訓練の結果を受けて、現在の愛知県の対策の検証・見直しを行い、国の行動計画改定に合わせて、「愛知県新型インフルエンザ対策行動計画」やマニュアルに反映させ、全庁を挙げた新型インフルエンザ対策の強化を図っていきます。
「新型インフルエンザ対策本部」訓練
陰圧テントを用いた発熱外来設置訓練