プラットフォーム「京都竹カフェ」~地域力再生コラボカフェから広がる~
府民の自主的な地域活動を応援する「京都府地域力再生プロジェクト」は、700事業を超えました。「観光カフェ」「まちの居場所のコラボカフェ」「女性のイチオシカフェ」「竹カフェ」......など「地域力再生コラボカフェ」では、エリアを超えて情報交換や交流を行い、共通課題の解決やつながりのきっかけづくりをしています。
春の京料理に欠かせない京のブランド産品「京たけのこ」を生む西山を始め、京都府内には全域にわたって竹林が存在しますが、放置竹林も多く見られます。竹に関する行政の総合的体系的な施策はほとんどないこともあり、景観や環境の面から地域で自主的に竹林整備に取り組み、竹製品や竹炭として販売する団体が見られることがプロジェクトを通じて判明。それら活動団体の共通の課題であった刈り取り後の竹材の利活用について、活動にかかわる人たちが一堂に会して「竹カフェ」を開催しました。竹の専門家から活動を開始したばかりの団体まで、活動の種類や経験もさまざまに、たくさんの方々の活発な情報・意見交換が行われ、テーマに対する関心の高さを感じました。今後は協働に向かうための土台・プラットフォーム「京都竹カフェ」として、活動団体と行政が知恵やアイデアを出し合いながら新しい施策を創り出すこととしています。
地域力再生プロジェクトでは、課題ごとに民間と行政とが協働して新しい施策づくりを行う、テーマ別プラットフォームの取組みを進め、住民自治を基本とした地域の新しい自治の在り方や、多様な主体が公共を担う共治のシステムを京都から実践していきます。
【お問い合わせ】
京都府総務部自治振興課
電話番号 075-414-4452
竹林整備作業風景