会津大学先端情報科学研究センター(CAIST)開設

 会津大学はこの4月に、先端情報科学研究センター(略称CAIST)を開設し、その高度な技術力を生かして、多様なニーズに応える先駆的研究開発の拠点化を目指します。

概要

 重点研究領域として選んだテーマごとにクラスターと呼ぶ研究チームを置き、既存の講座の枠を超えて教員を配置し、研究強化のためほかの大学や関係機関との連携も進め、研究の拠点化を図ります。
 クラスターの第1弾としては、まず宇宙情報科学クラスターを立ち上げ、その後順次、地域環境クラスター、医療工学クラスターを立ち上げます。

宇宙情報科学クラスター

 会津大学は、月周回衛星「かぐや」による月探査においてカメラ運用と地上データ処理を担当し、画像解析、電子地図作製、GISデータ統合に実績を上げています。こうした実績を背景とし、その情報科学の先進性を生かして日本の深宇宙探査プログラムにおける情報地質・GIS・解析・探査支援ソフトウェアの国内での供給拠点を目指します。

地域環境クラスター

 コンピュータサイエンス技術と地球環境、気象、農業分野を融合した領域へのアプローチを試みます。海洋研究開発機構の地球シミュレータによる地球規模の気象・気候予測のモデルをスケールダウンし、会津地域の局所予測に活用する研究を行い、農業振興、河川・ダムの予防保全など地域社会の利便性・快適性の向上に貢献します。

医療工学クラスター

 医学系大学・機関、医薬系会社と連携し、過疎地の医療システムの改善や医療技術の先進化につながる研究を推進します。将来的には医学・情報科学を中心に医学・医療に関連した多彩な分野で活躍できる人材の育成を目指し、医工連携により福島県の医療産業の振興を支援します。

 将来性豊かな分野にその技術力を役立てることで、特色ある最先端の大学としての機能を高めていきます。

お問い合わせ
公立大学法人会津大学
電話番号 0242-37-2500
HP http://www.u-aizu.ac.jp/official/news/news171_j.html

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