映画「おくりびと」米アカデミー賞受賞!
山形県を舞台にした滝田洋二郎監督作品「おくりびと」が、第81回米アカデミー賞外国語映画賞を受賞しました。日本映画としては初の外国語映画賞受賞となる快挙です。
この映画は、地元山形に戻って就職先を探す中で、ひょんなことから"納棺師"となった主人公が、さまざまな死と向き合うことで、そこに息づく愛の姿を見つめた作品で、山形県庄内地方一円を中心に撮影が行われました。
撮影に当たっては、撮影地選びやエキストラの手配、撮影場所の提供など、庄内映画村株式会社やNPO法人酒田ロケーションボックス、市民の皆さんなどの全面的な協力により行われたことから、地元関係者も今回の受賞に大いに沸きかえっています。
庄内地方では、米アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた山田洋次監督作品「たそがれ清兵衛」を始め、鶴岡市出身の直木賞作家・藤沢周平氏の作品が相次いで映画化されたほか、庄内映画村が受け皿となって数多くの映画が撮影され、今後も撮影予定が目白押しです。八月には、実際に使用された映画のオープンセットを見学できる庄内映画村「サムライワールド」がフルオープンし、新たな名所が誕生します。
現在、「おくりびと」の舞台となった酒田市を中心に大勢の観光客がロケ地を訪れています。今後も山形発の映画を活用した宣伝PRを積極的に行い、観光誘客を促進していきます。「おくりびと」の舞台・山形県へ是非、お越しください。
お問い合わせ
庄内観光コンベンション協会(山形県庄内総合支庁観光振興室内)
電話番号 0235-68-2511
*HPでロケ地マップを紹介しています。
http://www.mokkedano.net/
主人公がチェロを弾くシーンに登場する鳥海山(山形県遊佐町)