ボランタリー活動の推進を! 「奨励賞表彰式」等の開催
神奈川県では、ボランタリー団体等と県が協働して事業を進めていくことや、団体等の自主的な活動を促進するための支援として、「かながわボランタリー活動推進基金21」(以下「基金21」)を平成13年度に設置し、「協働事業負担金」、「ボランタリー活動補助金」、「ボランタリー活動奨励賞」の三つの事業を推進しています。
これらのうちで奨励賞は、「他のモデルとなるような実践的な活動で、地域社会への貢献度が高く、今後更に継続発展が期待できる活動に自主的に取り組んでいる団体及び個人」を、副賞と併せて応援する表彰制度です。
平成20年度は、37の団体や個人からの推薦があった中、「神奈川県ボランタリー活動推進基金審査会」において5団体が選考され、21年3月6日(金曜日)に表彰式が行われました。
受賞された、1.不登校や引きこもりの子どもたちとその親に対する支援活動を行う「宇宙船(不登校から学ぶ会)」、2.地域と連携した耐震補強の推進と地域力向上活動を行う「特定非営利活動法人平塚・暮らしと耐震協議会」、3.国際理解、国際交流のための小中学校訪問活動を行う「ステップ国際理解」、4.地域通貨の活用による地域活性化活動と環境意識を啓蒙する「エコサーファー」、5.スポーツを通じた知的障がい児・者の健康増進と余暇活動を支援する「知的障害者スポーツクラブアスリートクラブ藤沢」の5団体には、(松沢成文)知事から表彰状と副賞(80万円)が授与され、各団体からは、それぞれの活動内容の紹介とともに、受賞の喜びや感想、今後の抱負などが語られました。
また、この日の第2部として、平成19年度に5年又は3年の助成期間が終了した負担金事業及び補助金事業の成果報告会も併せて開催されました。
成果報告会は、1.成功事例や課題の共有、2.事業成果の普及と広報、3.基金21のPRと団体間ネットワークの形成などを目的として開催しているもので、20年度は、負担金事業、補助金事業のそれぞれ3事業について、団体や協働した県担当部署から報告がありました。
その後、「基金21のNPOが語るNPO組織運営成功の秘訣と上手な助成金の使い方」と題してのパネルディスカッションが行われ、最後は、受賞団体や成果報告団体、さらには審査会委員や一般県民の方々も交え、楽しくにぎやかな交流会で幕を閉じました。
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かながわ県民活動サポートセンター基金事業課
電話番号 045-312-1121