豪華絢爛大船行列

 島根県では今年、松江市・東出雲町を舞台に12年に1度の豪華絢爛大船行列「ホーランエンヤ」が開催されます。360年の歴史を持つ「ホーランエンヤ」は正式名を「松江城山稲荷神社式年神幸祭(しきねんしんこうさい)」と言い、松江城内に祭られた稲荷神社の御神霊を東出雲町の阿太加夜(あだかや)神社に船でお運びし、五穀豊穣や市民の幸福を祈願した後、再び稲荷神社にお帰りになる船渡御祭(ふなとぎょさい)です。この神幸祭は宮島の管弦祭(広島県)、天満の天神祭(大阪府)と並び日本三大船神事の一つに数えられています。
 神事は松江市・東出雲町内の五つの地区が参加し、5月16日(土曜日)の渡御祭から始まり5月20日(水曜日)の中日祭(ちゅうにちさい)、5月24日(日曜日)の還御祭(かんぎょさい)の9日間にわたって行われます。特に渡御祭と還御祭に行われる色とりどりに装飾した櫂伝馬船(かいでんません)による櫂伝馬踊りが祭りを盛り上げます。
 当日、祭りは橋上や川岸から自由に観覧できます(桟敷席を除く)が、混雑が予想されますので、お越しになる際には公共交通機関をご利用ください。
 詳しくは、伝統・ホーランエンヤ協賛会のホームページをご覧ください。

お問い合わせ
島根県観光振興課
電話番号 0852-22-6298
伝統・ホーランエンヤ協議会HP
http://ho-ran2009.city.matsue.shimane.jp/top.html

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