平成20年度の「22世紀に残す佐賀県遺産」を認定しました
佐賀県では、未来に残すべき建造物や地域を「佐賀県遺産」に認定し、その保存、活用を支援する「22世紀に残す佐賀県遺産」制度を実施しています。今年度は、鍋島藩の御用窯が築かれた秘窯(ひよう)の里(さと)大川内山(おおかわちやま)(伊万里市)、日本の棚田百選の一つで彼岸花の景観が美しい江里山(えりやま)の棚田(小城市)、長崎街道沿いにある大正期の大型町屋で、かつては県下でも有数の履物問屋だった旧久富家(ひさどみけ)住宅(佐賀市)の3件が新しく認定され、制度開始以来、認定総数は26件になりました。
また、佐賀県独自の取組みである、この制度をもっと多くの方に知っていただこうと、シンボルマークのデザインを公募。決定したシンボルマークは、今後、佐賀県遺産の標識やパンフレットなど広報物に使用していきます。
佐賀の歴史や文化と融合しながら、今日まで受け継がれてきた建造物や町並みなどには、それぞれに物語があります。そんな物語と一緒に、地域の宝である佐賀県遺産を未来につなげる取組みをこれからも続けていきます。
公募で決定したシンボルマーク