整備が進む高速道路ネットワーク 圏央道阿見東~稲敷IC間が開通
茨城県内では、北関東や首都圏など広範な地域と県内の港や空港などの主要な交通拠点を結ぶ常磐道、北関道、東関道、圏央道の高速道路整備が着々と進んでいます。常磐道は既に県内区間全線が完成しており、昨年12月には北関道も桜川筑西インターチェンジと栃木県真岡インターチェンジの間が開通し、常磐道と東北道がつながりました。さらに東関道は、来年3月の茨城空港開港に合わせ直近のインターチェンジまでが開通する予定です。
圏央道は首都圏の道路交通の円滑化や、成田とつくば、県南と県西地域のアクセスを飛躍的に向上させる幹線道路です。3月21日には阿見東~稲敷インターチェンジ間約6キロメートルが開通し、県内で約20キロメートルが完成しました。
これを記念して開通1週間前の土曜日、地元稲敷市を中心に開通区間のウォーキングや地域特産品の販売などのプレイベントを、稲敷インターチェンジ付近で開催しました。当日は悪天候にもかかわらず約1,000人の家族連れなどが参加し、欽ちゃん球団こと「ゴールデンゴールズ」の選手などと一緒にウォーキングを楽しみました。
この開通で、「成田」と我が国最大の科学技術集積地である世界の「つくば」間が、約1時間で結ばれることとなります。今後は、県内への企業立地促進や、日本第2の湖・霞ヶ浦や圏央道沿線にこの夏オープンする大規模アウトレットモールへの観光客など県内外の方々に、本県の魅力を広くアピールし一層の交流拡大につながるよう取り組んでいきます。