県立野球場「HARD OFF ECOスタジアム新潟」が完成

 新潟の野球ファンが待ちに待った県立野球場がついに完成し、このたびお披露目となりました。球場名は「HARD OFF ECOスタジアム新潟」。命名に当たっては、新発田市に本社を置く、株式会社ハードオフコーポレーションと年額3,000万円(5年契約)という内容でネーミングライツ基本協定を結びました。その名の示すとおり、環境との調和を目指す新潟県の、新たなシンボルとなってくれることを願っています。
 球場は、夏の高校野球新潟県予選開会式の会場としても使用されるなど、早くも多くの皆様にご来場いただいております。
 また、9月26日から始まるトキめき新潟国体でも、硬式野球競技の会場として使用されますし、イベント利用・一般利用など幅広い利用により、今後もますます賑わいを見せることでしょう。
 ところで、このスタジアムには、この場所ならではという特色も満載です。例えば、外野席は、ベンチに県産木材「越後杉ブランド材」を使用し、その外野席は、後方に広がる天然芝広場へとつながっています。また、屋根に降った雨を貯め、トイレ洗浄用水やグラウンドへの散水にも使用することで、環境負荷や維持管理費の低減にも配慮しています。
 そしてグラウンドには、体への負担が少なく、かつ降雨後の芝状態も良好な新型人工芝を敷設しています。これにより選手の体に配慮しつつ、年間の使用日数を約200日確保することが可能となりました。
 このように魅力と特色があふれるHARD OFF ECOスタジアム新潟を多くの皆さんにご利用いただき、夢や感動を共有していただきたいと考えています。そして未来を担う若者達が、この野球場で大きな希望を胸に抱き、世界の舞台へTAKE OFFしてくれることを期待しています。

niigata200907.JPG