「出前講座」と「福祉の職場体験」で福祉の人材を募集!

雇用情勢が悪化している中、福祉の分野では引き続き人材不足の状況が続いています。そんな中、まず福祉の仕事に興味を持ってもらうため、滋賀県では介護福祉士会などの団体と連携し、家庭での介護などをテーマに地域に無料で講師を派遣する「福祉・介護出前講座」を行っています。その後、福祉職場に興味のある方には、福祉の現場を実際に見て体験し、職場を理解していただく「福祉の職場体験」を実施しています。
 職場体験では、福祉職場の見学や一日職場実習を始め、食事の介助やおむつ体験、車いす体験など、介助される気持ちを理解するための研修を行うほか、施設や事業所の職員の方々との意見交換もあり、現場の生の声を聞くことができます。

(職場体験の例)

  • 施設職員による施設の概要・サービス提供方針についてのお話
  • 施設見学
  • 車いすの操作・移乗等の基本的な介護技術の体験
  • 現場での見学・研修
  • 施設職員との意見交換(仕事内容、職場に関する疑問など)

 職場体験後は、希望者に福祉職場への就職あっせんも行います。
 出前講座や職場体験、就職のあっせんと一連の支援を行うことで、福祉職場の人材確保につなげることとしています。