岡山後楽園夜間特別開園 「幻想庭園」開催!

 日本三名園の一つ、岡山後楽園では、今年の夏も夜間特別開園「幻想庭園」を開催します。
 岡山後楽園は、岡山藩主池田綱政公が1700年に築庭した江戸時代を代表する大名庭園です。今年3月には、フランス・ミシュラン社発行の日本の観光地ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で「わざわざ訪れる価値がある観光地」として三つ星の評価をいただきました。
 そんな岡山後楽園の夏の風物詩として親しまれているのが「幻想庭園」です。通常午後6時までの開園時間を午後9時30分まで延長し、昼間とは趣の異なる夜間の幻想的な日本庭園を楽しんでいただこうと、築庭300年を迎えた平成12年から始めました。今年は、7月29日(水曜日)~8月16日(日曜日)の19日間にわたり開催します。
 正門から木立を抜け石橋を渡った先には、ろうそくやイルミネーションなどで幻想的にライトアップされた景色が一面に広がります。庭園内の木々が柔らかい赤みを帯びた色や緑色に染まり、水の流れが光の帯となって浮かび上がる情景は、まさに「幻想庭園」の名にふさわしい幽玄の世界です。
 8月12日(水曜日)~16日(日曜日)までの5日間は、野外特設舞台を設け、コンサートや郷土芸能など年代・性別を問わず皆さんに楽しんでいただける催しを予定しています。催しはすべて通常の入園料(大人350円・小人140円)だけで観覧できるのも大きな魅力の一つです。
 また、期間中は、「庭園ビアガーデン」が連日オープンします。ビールはもちろん、地産地消にこだわったメニューや、幻想庭園オリジナル弁当、オリジナルカクテルなども取りそろえ、幻想庭園を盛り上げていきます。
 大名庭園で、お殿様・お姫様気分で遊ぶ夏の夜。日本庭園の新しい楽しみ方として、また暑さを忘れて夏の夜を過ごす絶好の機会として、岡山後楽園夜間特別開園「幻想庭園」に是非お越しください。

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