第4回食育推進全国大会を開催!

 6月13日(土曜日)・14日(日曜日)の両日、島根県松江市のくにびきメッセで第4回食育推進全国大会を開催しました。テーマは「みんなで広げよう!食育の輪 ~しまねから 未来へつなぐ 食の知恵~」とし、特に若い世代に食の大切さを考えてもらうことを大会のねらいとしました。また、主催には、内閣府、島根県に島根県食育・食の安全推進協議会が加わり、官民一体となって実施しました。
 当日は、小渕優子内閣府特命担当大臣や山東昭子参議院副議長、溝口善兵衛島根県知事らが開会式であいさつし、その後、小泉武夫氏の講演会やパネルディスカッションが行われました。県の独自イベントでは服部幸應氏のミニトークやマロンさんのかんたん料理教室、県内の民間団体が取り組む「ペットボトルピザ」や「味覚の授業」、会場外では「田舎ツーリズムツアー」で里山・海・田舎に出かけるなど、「体験」を中心とした「おいしい・たのしい・ためになる」食育イベントを展開しました。また、県内外から123団体が出展し、体験や活動の展示、地産地消への取組みなどを紹介し、少しでも来場者に食育の大切さを感じていただけるよう取り組みました。
 2日間で来場いただいたのは約13,000人。ねらいとしていた若い世代の来場も多く、さまざまなイベントや出展を通して、食に親しみを持ってもらえたものと思います。
 また、食育にはさまざまな視点・活動がありますが、こうして一堂に会してみると、活動の内容は違っていても、目指すところは「みんなの元気や笑顔を支えるのが食育」ということを感じとってもらえたのではないかと考えます。
 この大会を契機に、更に県民の食育への関心を高め、食育の輪を未来へと広げていけるよう努めたいと思います。

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