家庭用ゲームソフトの「年齢別レーティング制度」周知イベントを実施
神奈川県では、7月18日に川崎地下街アゼリアで、「家庭用ゲームソフトの『年齢別レーティング制度』をご存知ですか?」と題したイベントを、家庭用ゲーム業界と協働で実施しました。
この「年齢別レーティング制度」とは、ゲームソフトに含まれる表現内容により、そのゲームソフトの対象年齢等を、マーク(A・B・C・D・Z)等にして表示する制度です。
特に、「18歳以上のみ対象」の「Z」区分のゲームソフトについては、業界で自主的に、18歳未満者には販売しないこととしています。
神奈川県においても、粗暴性・残虐性を有する家庭用ゲームソフトから青少年を守るため、「青少年保護育成条例」を改正し、「Z」区分のゲームソフトを18歳未満者に、売ったり、貸したり、見せたりしてはいけないとする「団体表示図書類」制度を昨年10月にスタートさせました。
今回のタイアップイベントは、こうした業界や神奈川県の取組みを、保護者を始め、広く県民に知っていただくために行ったものです。
会場では、業界団体や多くの企業の協力を得て、ミニ講座やチラシなどによる制度の周知のほか、ゲームを体験できるコーナー、プロモーションビデオの上映コーナー、ゲームアイテム等のダウンロードスポットを設けました。
半日だけのイベントでしたが、ミニ講座も毎回立ち見の方が出るほど、多くの方に来場いただきました。
また、このイベントと同時期に、県内のゲームソフト販売店約150店舗で、来店された方へ啓発用ポケットティッシュを配付していただく協働取組みも行いました。
今後も、業界と協働しながら、県民への制度周知に努めてまいります。
お問い合わせ
神奈川県県民部青少年課
電話番号 045-210-3848
ゲームソフトのパッケージに表示される「Z」区分マーク 業界団体によるミニ講座