静岡の空の玄関「富士山静岡空港」から新たな航空ビジネスへ挑戦
去る6月4日、「大交流」「大競争」時代の静岡県発展の基盤となる富士山静岡空港が開港しました。国内線3路線(札幌、福岡、那覇)、国際線2路線(ソウル、上海)に加え、台湾、香港、マカオ、大連等へのチャーター便も運航され、6月の搭乗率は、国内線72.6%、国際線59.0%(チャーター便を含む)と、開港当初としては充実したスタートを切ることができました。
全国有数の経済基盤を持つ静岡県と、国内外の有力な地域・都市とがダイレクトに結ばれることで地域間の交流が拡大・活発化し、相互に刺激を与え合いながら産業、文化、生活等さまざまな分野で新しい価値を生み出すことが期待されています。
この新しい空の玄関から、7月23日に、新しい航空会社の一番機が飛び立ちました。富士山静岡空港を拠点とする、地元・静岡のリージョナル航空会社、フジドリームエアラインズ(FDA)です。
小松(石川県)、熊本、鹿児島の各路線に就航したこの航空会社は、座席数100席以下の小型機による都市間輸送を担う、新たな航空ビジネスのモデルとして全国から注目を集めています。
FDAは、路線の需要規模に適した新世代機材、ブラジル・エンブラエル社製のERJ 170型機(76人乗り)2機によって大手航空会社と競合しない路線展開を図り、来年4月には3機目の就航を予定しています。需要創出の先導役として、富士山静岡空港の機能を最大限に発揮するための重要な役割を担っています。
新しく生まれた静岡の空の玄関、富士山静岡空港が大きく発展していけるように、県内各層が連携してさまざまな利活用促進活動を進めていきます。
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静岡県空港部利用推進室
電話番号 054-221-3166
富士山静岡空港HP
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