安全・安心・おいしい!愛知のうずら、にわとり

 愛知県では、高病原性鳥インフルエンザの被害にあった県内の家きん農家を応援し、消費回復を目指す取組みを行っています。
 今年2月から3月にかけて豊橋市内の7戸のうずら農家において、弱毒タイプの高病原性鳥インフルエンザ(H7N6亜型)の発生が確認され、約160万羽のうずらが処分されました。その後、国、関係府県及び市町、関連団体・業者の方々等のご協力を受けながら、4月19日に防疫措置がすべて終了し、5月11日には知事による終息宣言を行いました。
 高病原性鳥インフルエンザの発生は、うずら卵の生産量全国一を誇る愛知県としては、生産量が減少するなど、大変な痛手となりました。そこで、高病原性鳥インフルエンザに対する防疫体制を一層強化するとともに、全国一のうずら産地の再生と家きん生産物の消費回復を目指し、豊橋市及び農業団体等と協力して愛知県家きん消費回復実行委員会を設立し、県内の家きん農家を応援する活動をしています。「愛知のうずら・にわとり応援マスコットキャラクター」も誕生し、愛称は公募の結果、「あいタマ君」に決まりました。明るく元気なキャラクターで、この活動を盛り上げています。また応援ソング「アミーゴ、アミーガ、タマーゴ!!!」を作成し、量販店、農業団体等にCDを無料で配布します。8月10日に開催された「愛知のうずら・にわとり応援フェア」では、応援ソングを制作した愛知県出身のグループ「PRINUS(プライナス)」と、保育園児、「あいタマ君」による歌とダンスも披露されました。このフェアでは、うずらのくんせい卵、うずら卵を使ったプリン、名古屋コーチンのくんせいや卵等、愛知県産のうずら、にわとりを使った食品の販売も行い、安心して美味しく食べていただけることをアピールしました。愛知県では、今後も全力を挙げてうずら産地の再生に取り組んでまいります。

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     愛知のうずら・にわとり応援マスコットキャラクター
   「あいタマ君」と応援ソングを歌う「PRINUS(プライナス)」