地域の輝きがいわての観光資源~みちのく岩手観光立県基本条例~

 岩手県では、「みちのく岩手観光立県基本条例」が7月1日に施行されました。この条例は、岩手の自然、歴史、文化などを地域の大切な資源として観光振興に生かし、観光産業を農林水産業や製造業などに広く波及効果をもたらす総合産業として創り育てる、観光立県を実現することを目的として、議員発議により定められたものです。
 今年度は、条例に基づく観光振興基本計画の策定に向け、地域で観光振興に取り組んでいるNPOや学識経験者などをメンバーとした「いわて観光立県推進会議」において県の観光振興策について検討しています。
 昨年、観光庁が発足し、全国各地で観光振興に取り組んでいる中、岩手県においても、いわゆる地域間競争に打ち勝つため、観光振興の取組みを強化していかなければなりません。
 岩手県には、平成23年の世界遺産登録を目指す「平泉の文化遺産」や今年の9月に無形文化遺産登録が予定されている「早池峰神楽」などの歴史文化を始め、十和田八幡平国立公園や陸中海岸国立公園に代表される豊かな自然景観に恵まれているほか、日本のふるさとを肌で感じることができる体験メニューや新鮮で安全なおいしい食を楽しむことができます。こうした宝を多くの観光客の皆さんと共有することにより、全県的な観光振興を図っていくこととしています。

お問い合わせ
岩手県商工労働観光部観光課
電話番号 019-629-5574

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