いばらき学力向上サポートプラン事業 「学びの広場サポートプラン」

 茨城県では、今年度から小学校4年生を対象として、算数の四則計算などの知識・技能の定着を図ることを目的に、「学びの広場サポートプラン」を実施しています。
 この「学びの広場サポートプラン」では、県で作成した四則計算などの知識・技能が自然に身につくような学習教材を用いて、夏季休業中に各小学校で4年生全員を対象に、最大5日間実施しました。1クラスに1人派遣されたサポーターが、教員とともに子どもたちの学習を支援しました。サポーターとしてお手伝いいただいたのは、非常勤講師や大学生、退職教員、地域の方々などです。
 児童からは「自分のペースで学習を進められるから良い」「先生がじっくりと教えてくれるのでよく分かる」という声が、サポーターからは「子どものつまずきが確認できるので良い」「子どもが一生懸命なので教える方にも力が入教員とサポーターが児童の学習を支援る」、先生からは「子どものつまずきがよく見えるので個別指導がしやすい」などの感想が寄せられました。
 実施前と実施後に計算力に関するテストを行いましたが、正答率に伸びが見られ、成果を確認することができました。児童一人ひとりに応じて学習を支援できるため、着実な理解へと結びついたようです。

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教員とサポーターが児童の学習を支援