全国の高校ペン児が高知に集結!「まんが甲子園」を開催

 第18回まんが甲子園(全国高等学校漫画選手権大会)の本選大会が、8月1日(土曜日)、2日(日曜日)に開催されました。
 今年は46都道府県から332校が参加し、予選審査を突破した30校(1校当り3~5人編成)の高校ペン児が本選大会で熱戦を繰り広げました。
 決勝戦のテーマは「絶滅危惧種」。決勝戦に進んだ20校が競い合った結果、静岡県の伊東高校城ヶ崎分校が初出場で最優秀賞に輝きました。
 本県の高校も健闘し、予選審査を突破した3校がそろって決勝戦に進出しました。そして、室戸高校が2位、岡豊高校が入賞するなど、「まんが王国・土佐」の実力が発揮されました。
 大会の運営に当たっては、本県の高校のマンガ部や美術部などの生徒約270名がスタッフとして参加しました。作品を制作する出場校のブースを見回り、筆を洗うバケツの回収や画材の補充、応援ファックスの配達などを行い、会場の高校生が一体となって大会を盛り上げました。
 大会中は、大手出版社によるペン児のスカウトも行われました。平成19年から始まったこの制度には、今年は4社15誌の編集長などが参加し、23名のペン児を選抜しました。本県からも4名が選抜され、大会終了後から漫画家を目指した育成が始まります。
 南国高知で熱戦が繰り広げられる「まんが甲子園」。来年も、全国の高校ペン児からの挑戦をお待ちしています。

お問い合わせ
高知県文化生活部文化・国際課
電話番号 088-823-9793
まんが甲子園HP
http://manga-koshien.net/

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 最優秀賞に選ばれた作品 テーマは「絶滅危惧種」