万葉集"有終の郷"鳥取発!「全国万葉フェスティバル in 鳥取」

 10月17日(土曜日)、18日(日曜日)、鳥取市で「全国万葉フェスティバル in 鳥取」を開催します。
 今年は歌集「万葉集」最後の歌が詠まれてから1250年。759年、因幡国司として赴任していた大伴家持が、国庁の新年の宴で詠んだ歌が万葉集を締めくくりました。
 「新(あたら)しき 年の始の 初春の 今日降る雪の いや重(し)け吉(よ)事(ごと)」
 降り積もる雪のように吉事よ重なれ、との家持の祈り。最後の歌でありながら、明るい希望にも満ちています。


大伴家持が万葉集最後の歌を詠んだ因幡国庁跡

 「全国万葉フェスティバル in 鳥取」は、そんな万葉の時代を体感できる2日間です。万葉衣装で国庁跡を歩くパレード、万葉歌を丸一日詠み続ける朗唱の会、古代の仮面劇「伎楽」上演、貴族の優雅な遊び「曲水の宴」、また万葉食の試食など、「万葉の世界」が繰り広げられます。
 古来、大陸への窓口でもあった鳥取県。妻木晩田遺跡や青谷上寺地遺跡など、魅力的な歴史遺跡が続々と発見されています。歴史散策と一緒に、万葉集有終の郷・鳥取で「万葉の世界」にタイムスリップしてみませんか?

お問い合わせ
因幡万葉歴史館
電話番号 0857-26-1780
HP http://www.pref.tottori.lg.jp/manyou/