心温かな地域社会こそ福島の基盤 ~県民運動推進大会を開催~

 福島県では、お互いに支え合う良好な地域社会づくりを進める、新たな県民運動「100年後も... いきいき ふくしま うつくしま」を展開しています。
 この運動は、県民の皆さんを始め、町内会・行政区、NPO、学校や企業、行政など、あらゆる主体が知恵と行動力を結集して、地域づくりや地域の課題解決に取り組み、「ふくしまの地域力」を磨いていくものです。
 この運動を更に進めるため、去る8月26日に、県民運動推進大会を会津若松市で開催しました。
 大会では、元NHKアナウンサーの堀尾正明さんをお招きし、「ご近所の底力」をテーマとした、住民同士の絆の大切さについてご講演をいただいたほか、地域社会の発展に貢献した個人・団体の皆さんに、知事から感謝状を贈呈し、地域での支え合い活動を称えました。
 また、感謝状を受賞した郡山市横塚町会の宗像金三(むなかたきんさ)会長から、町会の取組みを発表していただきました。
 地区住民全員が当番制で行うゴミ出し指導や、リサイクル資源回収の収益金を用いた効率的な町内会運営、マンションなどの未加入世帯への戸別訪問やハガキによる積極的な勧誘活動やその成果など、住民の皆さんが知恵と力を合わせ、住みよいまちづくりに取り組む様子をユーモアある語り口で発表いただき、会場は感嘆と笑いの声に包まれました。
 今後もこうした運動を通じ、互いに助け合い、生きがいと幸せを実感できる地域社会づくりを進めながら、温かな絆で結ばれた福島県の魅力を更に高めていきたいと考えています。

お問い合わせ
福島県文化スポーツ局文化振興課
電話番号 024-521-7179
HP 「いきいき ふくしま うつくしま」で検索

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知事から感謝状を受ける宗像会長(右)

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郡山市横塚町会のゴミ出し指導