インディアナ州姉妹提携10周年

 9月12日(土曜日)、宇都宮市において、米国インディアナ州と栃木県の姉妹提携10周年を記念する行事を、同州知事一行をお招きして行いました。
 本県とインディアナ州とは、教育分野における交流をきっかけに、1999年に当時の渡辺文雄知事が州都インディアナポリスを訪問、姉妹提携に関する協定書に調印し、正式な友好交流を開始しました。以来、高校生や大学生の相互交流、訪問団の派遣、各種セミナーの実施などによる交流を行ってきました。
 姉妹提携10周年となる今回は、同州のミッチ・ダニエルズ知事を始め財界人など約40人が本県を訪問しました。ダニエルズ知事は、県庁舎を見学した後、福田知事と今後の両州県の新たな交流などについて意見交換を行いました。会談では、州知事から、毎年8月に同州で開催されるステートフェア(農産物等の収穫を祝うお祭り)への本県の出展の提案などがありました。
 その後、市内の県中央公園でのインディアナ州の州木である百合の木の記念植樹や、市内のホテルにおいて「日本とインディアナ州の関係について」と題する州知事の記念講演を行いました。
 記念講演後のレセプションでは、県議会関係者やインディアナ州にゆかりのある民間の方々とともに姉妹提携10周年を祝いました。記念レセプションで本県の福田知事は、「こうして、ダニエルズ知事を再度お迎えできたことを光栄に思います。これからの両州県の発展に向けて、新たな交流も検討していきたい。」と話すと、ダニエルズ知事は、「栃木県との交流が10周年を迎えられたことを大変うれしく思います。これもひとえに、これまでの交流に携われた方々の努力の賜物です。今後も両州県が共に発展していけるよう努力したい。」と話していました。
 インディアナ州知事一行は、翌13日から3日間、東京で開催された日本米国中西部会第41回合同会議に本県の福田知事らとともに出席し、日本及び米国中西部の行政・ビジネスリーダーなどと意見交換を行いました。
 本県では、今後も、米国・インディアナ州のほか、中国・浙江省、フランス・ヴォークリューズ県との姉妹提携交流を推進し、県全体の一層の国際化につなげていきたいと考えています。

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栃木県産業労働観光部国際課
電話番号 028-623-2195

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