持続可能な滋賀の地域社会応援プロジェクト

 滋賀県では、2030年に向けて持続可能な滋賀の地域社会を実現するために、「低炭素社会の実現」と「琵琶湖環境の再生」の二つの目標を掲げた「持続可能な滋賀社会ビジョン」を平成20年3月に策定しました。ビジョンでは、2030年における温室効果ガス排出量を1990年比で50%削減することを目指しています。
 50%削減を達成するためには、国レベルの社会制度の変革や技術革新とともに、日常生活や事業活動の変革につながる地域に応じた活動が必要不可欠です。また、こうした地域活動は、交通手段の転換、木材や農産物の地産地消、資源の循環利用など、県や市町、住民、企業、NPOなど幅広い主体の参画により実践されるものです。
 このため、県では低炭素社会の実現に向けて、具体的な目標を掲げて持続可能な地域づくりに取り組むモデル市町を選定し支援する「持続可能な滋賀の地域社会応援プロジェクト」を実施しています。今年度は、草津市の「草津市地球冷やしたいプロジェクト」と東近江市の「東近江市の挑戦~自然共生型社会形成のシナリオ~」の取組みを支援しています。

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         東近江市の挑戦~自然共生型社会形成のシナリオ~              草津市地球冷やしたいプロジェクト