いわて花巻空港が更に利用しやすく快適になりました!
今年4月に供用開始したいわて花巻空港新ターミナルは、国際線専用スペースが拡張されるとともに、落ち着いた雰囲気のレストランや空港オリジナル菓子の「空イーツ」を販売するカフェも配置され、更に利用しやすく、快適になりました。誰もが使いやすい空港にするために、新ターミナルビルは全面的にユニバーサルデザインの考えが取り入れられ、多機能トイレの充実や、車椅子でも見やすい案内表示の設置、駐車場の歩道の段差をなくすなど、専門家や障がい者の皆さんの意見が随所に反映されています。また、盛岡~いわて花巻空港を結ぶ高速バスには専用のラッピングを施した車両も導入されました。
海外への積極的な誘致活動により、いわて花巻空港に就航する国際チャーター便は年間約100便で1万人前後の外国からのお客様が岩手を訪れています。国際定期便のない空港としてはかなり多い便数です。この秋には、韓国のアシアナ航空が9年ぶりに国際チャーター便を運航するとともに、台湾第3の航空会社である復興航空が初就航することとなっており、いわて花巻空港は、国際観光の玄関口としての機能を始め、産業、観光、文化面などでの地域間交流や地域活性化を進める上でも重要性がますます高まっています。
また、国内定期便は、札幌(新千歳)線、名古屋(中部)線、大阪(伊丹)線の3路線が就航しており、今年の12月からは札幌線に日本航空の最新鋭機材エンブライエル170型が導入され、これまでの1日2往復から3往復に増便されることになっています。さらに、10月22日には、富士山静岡空港を拠点とする静岡県の航空会社であるフジドリームエアラインズが初めてのチャーター便をいわて花巻空港へ運航しました。
グローバル化が進展する中で、地域間交流、観光振興、産業振興などで地方空港が果たす役割は重要となっています。これからも岩手と国内外を結ぶ拠点として、いわて花巻空港はさらなる展開を目指していきます。
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岩手県県土整備部空港課
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