ぐんま認定介護福祉士制度を創設しました
高齢社会を迎え、介護を必要とする高齢者が、今後ますます増えると予測されています。これに伴い、施設などの介護職員の不足が心配されます。
群馬県では、介護職員の定着と安定した人材確保を図るため、介護現場の中堅職員を養成する「ぐんま認定介護福祉士制度」を今年7月に創設しました。このような県独自の制度は全国で初めてです。
この制度では、実務経験が5年以上ある人などを対象に、職場のリーダーに必要な知識や技術の研修を、約5ヵ月間(延べ100時間)にわたり実施します。
研修修了後には認定試験があり、合格した人を「ぐんま認定介護福祉士(基礎課程)」として県が認定します。
10月4日から始まった養成研修には、定員60人に対し174人の応募があり、介護関係者の関心の高さが感じられました。
今後は、より高度な専門課程研修を行い、さらなる介護職員の資質向上を図っていきます。
この制度により、介護職員に対する評価や処遇が改善され、より質の高い介護サービスの提供につながることが期待されます。
お問い合わせ
群馬県介護高齢課介護人材確保対策室
電話番号 027-226-2565
ファックス番号 027-223-5725