「マルシェ栃木」東京で始まる

 栃木県では、「首都圏に販路拡大したいが、きっかけが欲しい」「消費者などの声を直接聞いてみたい」など意欲ある農業者を支援するため、東京都内に販路開拓拠点「マルシェ栃木」を開設しました。
 マルシェ栃木は、千代田区一番町の「なちゅらる・あーと一番町店」の一角において、定期的に、県産の野菜・果物・米・畜産物・加工品などを販売するほか、同店舗内の食堂における県産食材を活用したランチの提供、バイヤーとの交流会開催による情報交換等を通して販路開拓をするものです。
 第1回目となる今回は、9月のプレオープンに続き、10月12日~17日の6日間開設し、那須の野菜、大田原の有機栽培米、千本松農場のこだわりミルク、佐野の名水豆腐などを販売しました。消費者からの反応も良く、今後、12月、1月、2月にも開設し、産地直送のさまざまなこだわり農産物などを提供していきます。
 また、マルシェ栃木の開設に先立ち、全国に「野菜塾」を手がけ、栽培から流通・食べ方まで幅広く指導し、自らも約200種類の野菜を栽培している中村敏樹氏を専任アドバイザーとして委嘱し、売れる商品づくりやマルシェ栃木への出品に関する相談会の開催、同氏による商品づくり実践セミナーなども行っています。
 県では、マルシェ栃木を通じ、意欲ある農業者が、首都圏の消費者の声を直接聞き、専任アドバイザーによる支援も活用しながら、魅力ある商品づくりや、多様な販路拡大等を行うことができるよう支援していきます。

お問い合わせ
栃木県農政部経済流通課
電話番号 028-623-2299

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