職員からの提案を事業化!

 去る9月24日、職員提案制度で出されたアイディアについて、職員から知事に対しプレゼンテーションが行われました。
 この制度は、県が新規に実施する事業などの提案を若手・中堅職員から広く募り、優秀な提案については事業化・施策化を進めていくもので、平成17年度から実施しています。
 これまでに、欧米で盛んなワイナリー巡りを山梨に普及させる提案が事業化されたり、職員の電子メールの署名欄を活用し山梨の魅力をアピールする提案が、全庁挙げて取り組まれるなど、成果が現れています。
 本年度は過去最高の85件の応募があり、知事自ら審査し、最優秀賞1件、優秀賞6件を選定しました。
 最優秀賞に選ばれたのは、「ワンフレーズ広告」と題した提案。従来の県広報を見直して、PRしたい内容を短くまとめたテレビCMや新聞広告などを繰り返し発信することで、県民の目に触れる機会を増やそうというものです。
 また、優秀賞には、東京圏から近い山岳県という山梨の特性を生かし、トレイル(山道)ランニングのフィールドとして地域振興を図る提案や、南アルプス、八ヶ岳の豊かな自然環境を生かした地域づくりについての提案などが選ばれました。現在、これらの提案の趣旨を踏まえ、事業化や施策への反映に向け、具体的な検討を進めているところです。
 今後も職員の自由な発想と創意工夫を県行政に生かすため、職員提案を奨励していくこととしています。

お問い合わせ
山梨県知事政策局行政改革推進課
電話番号 055-223-1637

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職員提案のプレゼンテーション