「空の日フェスタ2009」が開催されました ~南紀白浜空港~

 和歌山県で管理している南紀白浜空港にて「空の日フェスタ2009」が9月26日に開催されました。
 これは、9月20日の「空の日」にあわせて実施しているもので、和歌山県でも平成4年より、広く県民の方々に航空の理解と関心を深めていただくために毎年この時期に行っています。
 今年も、世界的に有名なチーム・ディープブルースの室屋義秀氏による曲技飛行を始め、県防災航空隊と県警航空隊のヘリコプターによるデモンストレーションや自衛隊のYS11機の展示、また、航空管制塔の見学やエアラインによる航空教室の開催など、空港周辺の参加者を始め遠方の参加者にもたいへん好評で、小さいお子さんから年配の方まで、多くの皆さんに喜んでいただける内容となりました。
 これからも、「空の日フェスタ」のように空港を活用した地域の活性化を図ることが必要と考えており、いろいろな取組みを積極的に行っていくことを考えています。
 例えば、空港ターミナルビルの空きスペースを利用して、世界遺産である「熊野古道」の写真展やラムサール条約に登録されている串本沿岸地域のサンゴ礁保全についてのパネル展などを開催しました。
 今年は「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されて5周年を迎えています。11月4日には、「国際フォーラムイン熊野本宮」が田辺市本宮町の「世界遺産熊野本宮館」で行われます。11月15日には、熊野古道大辺路「富田坂」道普請ウォークが、また、平成22年1月10日までの期間で、熊野三山巡拝スタンプラリーも行っています。これらのほかにも、和歌山市や東京・大阪などで、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」をテーマにしたシンポジウムやフォーラムが開催されます。
 南紀白浜空港では、この世界遺産「熊野古道」への空の玄関口としての役割も担っており、これらのイベントへも積極的にかかわることで、地域振興と利用促進を進めています。
 今後は、これらの地域資源を積極的に活用し、地域の活性化、観光振興などにもおおいに役立つ空港となるよう取り組んでいきます。
 最後に「癒しと甦りの地」熊野古道へ皆様のお越しを心よりお待ちしております。
 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」のイベントについては、和歌山県世界遺産センターホームページをご参照ください。

お問い合わせ
和歌山県土整備部港湾空港局港湾空港振興課
電話番号 073-441-3151
和歌山県世界遺産センターHP
http://www.sekaiisan-wakayama.jp

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空の日フェスタ2009の様子

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