日本で最初の文書館・山口県文書館が開館50周年!

 山口県文書館は、昭和34年に全国で最初に設立された公文書館で、今年、50周年を迎えました。
 設立のきっかけは、昭和27年に、旧萩藩主の毛利家(もうりけ)から県へ、約5万点に及ぶ藩政時代の文書「毛利家文庫」が寄託されたことです。これをどのように保存・活用すればよいかを模索するべく、諸外国の文書館制度の研究が始められました。当時は国においても文書館は設立されておらず、日本語の文献が全くなかったため、作業は海外の資料を翻訳することから始まりました。こうした研究などを経て、山口県文書館は誕生しました。開館後も、県文書館では県内各地の文書調査・保存活動を続け、現在、収蔵資料は約47万点を数えます。その中には山口県行政文書約13,000点、有光家文書(ありみつけもんじょ)122点などの国指定重要文化財や吉田松陰関係資料、旧萩藩藩政史料の毛利家文庫といった、お宝とも言うべき貴重な資料も所蔵しています。
 文書館では、年間を通して開館50周年を記念したさまざまな展示やイベントが開催されています。11月、12月には、50年の歴史をパネルで紹介する「文書館50年のあゆみ展」、大内時代から現代までの山口県の文書保存の歴史を紹介する「シリーズ アーカイブを守る」などが開催されます。
 また、室町時代に山口を本拠地とした守護大名・大内氏の当時の出版状況を物語る全国的にも数少ない資料・大内版法華経版木(おおうちばんほけきょうはんぎ)(国指定重要文化財)の全版59枚が12月27日まで展示されます。
 この機会に、是非、山口県文書館にお越しください。

お問い合わせ
山口県文書館
電話番号 083-924-2116
山口県文書館開館五十周年記念事業HP
http://ymonjo.ysn21.jp/events/eve_days.html

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山口県文書館開館50周年記念事業ポスター