2018/2022年FIFAワールドカップ開催都市に立候補

 東京都は、1月8日に、日本サッカー協会が中心となって招致活動を進めている2018年と2022年のFIFA(国際サッカー連盟)ワールドカップの開催都市となるための立候補申請書を、日本招致委員会に提出しました。
 試合会場は、既存の施設を活用して、味の素スタジアム(調布市)と国立競技場(新宿区)の二つを予定しています。
 2002年に、日韓共催で行われたワールドカップでは、日本国内だけでも140万人を超える観客が観戦するなど、日本全体が非常に盛り上がりました。こうした世界有数のスポーツ大会が開催されることは、次世代を担う子供たちを始め、多くの方々に夢を与えるとともに、東京の魅力を広く世界に発信することになります。
 開催地として、日本国内で12から18のスタジアムをFIFAに提案することが求められている中、13スタジアム(12自治体)が開催地に名乗りを上げています。
 今後は、今年5月までに、日本招致委員会が「招致ブック・開催契約書」をFIFAに提出し、同年7~8月にFIFA視察団による視察が行われ、同年12月にFIFA理事会において、両大会の開催国が同時に決定される予定です。日本以外では、現在、韓国、オーストラリア、イングランド、アメリカなど、多くの国が招致活動を行っています。
 日本が開催国に決定されれば、2013年に2018年大会分、2015年に2022年大会分のスタジアムが、FIFAにより決定される予定です。