津波・高潮ステーション 通算来館者数1万人達成!
大阪湾に面する西大阪地域では、過去幾度も台風による高潮被害を多く受けています。このことから、大阪府では水門や防潮堤などのハード面の整備を行うとともに、防災教育といったソフト面を充実させるため、平成19年度に津波・高潮防ぎょ施設の操作を一元的に行う津波・高潮ステーション防災棟を、平成21年9月には展示棟を整備しました。
平成21年9月にオープンした展示棟では、海抜ゼロm の世界をリアルに感じることができる展示物や過去に発生した高潮時の被害状況の写真を展示し、大阪のまちに潜在的に危険があることを知っていただくとともに、災害時のどう対応すべきかを学んでいただくことができます。
また、前面・左右側面・床面の4面に一つながりの映像を映し出す「津波災害体感シアター」では、津波発生時の様子を映像と音で体感することができ、来館者からは「大阪は津波に対して安全だと思っていたが、津波や高潮の恐ろしさがよく分かり、いい勉強になった」という声をいただいています。
津波災害体感シアター
昨年12月16日には展示棟の通算来館者数が1万人に到達し、1万人目の来館者に記念品を贈呈しました。
来館者数1万人達成
大阪府では、いつ発生するか分からない災害に備え、防潮堤の耐震化や府民の防災意識の向上を図るため、津波・高潮ステーションを活用し、防災教育の充実に努めていきます。
〈津波・高潮ステーション〉
住所 大阪市西区江之子島2-1-64
電話 06-6541-7799
開館時間 10時から16時
休館日 月曜日(祝・休日の場合は翌平日)、年末年始
入館料 無料