個人木造住宅への耐震シェルターや防災ベッドの普及に向けて

 滋賀県では、耐震シェルターや防災ベッドの普及を図るため、設置に必要な費用の一部(20万円/戸を限度)について、市町を窓口として50戸を目途に助成する制度を今年度新たに設けました。
 滋賀県において近年大きな地震は発生していないものの、県内には今後も繰り返し動くと考えられる活断層が密集しており、どの地域においても地震が発生する可能性があります。
 平成7年に兵庫県南部を震源として発生した阪神・淡路大震災では、6,000人を超える尊い命が奪われ、亡くなった方の約八割は、木造住宅の倒壊などによる圧死や窒息死であったと言われています。
 この家屋の倒壊から生命(いのち)を守る最も効果的な方法は、住宅を耐震改修することです。
 しかし、耐震工事に要する経済的負担が大きいことなどから、なかなか進まない状況です。
 そうした中にあって、耐震性の不十分な木造家屋内において、でき得る対策は一刻も早く取り組むべきとの思いから、安全な空間を比較的安く簡単に確保できる耐震シェルターや防災ベッドの普及を図ることとしたものです。
 この取組みによって、震災時に生命(いのち)を守る備え、すなわち住宅の耐震化への関心が高まり、耐震工事を実施される方が増えるとともに、県民の皆さんの減災意識が広まることを期待するものです。
 なお、耐震シェルターや防災ベッドの実物を身近に見ていただくため、7月1日から9月8日までの間、県庁本館1階の県民サロンで実物を展示しています。
 このように本県では、「県民の『生命(いのち)』を守り、『不安』を『安心』に変える」を重点テーマの一つとして、人を守る、地域を守る、災害に強い安全な地域づくりを目指しております。
 前述の耐震シェルター等の普及事業のほか、地域コミュニティを構成するさまざまな主体が連携して、減災力を高めるためのしくみづくりを進めるとともに、地域防災力の強化を図る減災協働コミュニティ滋賀モデル構築事業にも取り組んでいます。

お問い合わせ
滋賀県防災危機管理局
電話番号 077-528-3438
HP http://www.pref.shiga.jp/bousai/index.html

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滋賀県庁での実物展示の様子