「ぐんまの物語弁当」発売中
県では、JR東日本やJAグループ、地元新聞社と共同で、群馬を代表する人物や食材をテーマにした弁当のコンテストを10月に開催しました。
このコンテストでは、地産地消、地域愛などをメーンテーマに、群馬を代表する人物と食品を組み合わせたアイデア弁当を募集。その結果、県民などから555点の応募がありました。
選定委員長である作家の火坂雅志さんを中心に、12点の優秀作品を選定。そのうち最優秀作品3点を、地元の弁当事業者の協力で商品化しました。
最優秀作品の一つ「和田英の富岡日記弁当」は、地元の大学生が考えたもので、明治初期に富岡製糸場の当時の工女・和田英たちが食べていたと言われている牛肉料理などを、現代風にアレンジしたものです。
「新島襄の洋風弁当」は、安中市出身で同志社大学の創始者・新島襄が甘い物が好物だったことにちなみ、県産の梅ジャムを挟んだサンドイッチなどが中心の洋風弁当です。
また「勝つぞ!義貞弁当」は、太田市出身で鎌倉時代から南北朝時代にかけて活躍した武将・新田義貞をモチーフに、県産の卵と鶏挽肉を使い、合戦での義貞軍と幕府軍のせめぎ合いの様子を表現しました。
3作品とも、県産食材をふんだんに使い、見た目にも工夫された弁当です。これらは、現在県内の弁当販売店で販売しています。
お問い合わせ
群馬県蚕糸園芸課
電話番号 027-226-3131
ファックス番号 027-243-7202