北関東自動車道が全線開通

。北関は、平成5年に建設工事が始まりました。平成12年3月に友部JCT~水戸南JCT間が部分開通して以来順次開通し、平成22年4月には、佐野田沼IC~岩舟JCT間が開通、残る太田桐生IC~佐野田沼IC間も順調に工事が進み、今回の全線開通の運びとなりました。
 北関の全線開通により、北関東3県の距離が縮まり、人の流れや物流が活発となり、3県のいっそうの発展に寄与するものと期待されています。さらに、国道50号など一般道の交通量減少による渋滞の緩和、排気ガスの減少による大気汚染の改善などの効果もあります。
 また、北関東3県と福島県、新潟県は、常磐自動車道、東北自動車道、関越自動車道によりループ状に結ばれ、この度の東北地方太平洋沖地震においても、緊急物資の輸送など緊急輸送路として活躍しています。北関は今後、被災地の復興にも大きく貢献するものと考えています。
 茨城県、栃木県、群馬県の3県では、今回の震災により被害を受けた方々が一日も早く普段の生活を取り戻していただけるよう全力を尽くし、北関を使って各県自慢の観光地を訪問していただきたいと考えています。

お問合せ
栃木県県土整備部交通政策課
電話番号 028-623-2408

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