子育て支援ムーブメントの拡大を目指す
埼玉県は、子育てしやすい県づくりに力を入れています。第5回「にっけい子育て支援大賞※」(日本経済新聞社主催)で大賞を受賞しました。
※日本経済新聞社主催。少子に挑む機運を醸成するため、独創的な取組や波及効果のある制度などに「大賞」を贈呈。
「待機児童対策」、「赤ちゃんの駅」
主な受賞理由は、待機児童対策や赤ちゃんの駅の設置です。
平成15年度から毎年2,000人分の保育サービスの受入れ枠拡大を目標とし、平成21年度からは3,000人を超える拡大に着手しました。その結果、平成22年度の待機児童数は1,310人となり、5年前に比べ約27%削減(全国では約13%増加)しました。
また、平成22年度は「赤ちゃんの駅(おむつ替えや授乳のできるスペース)」を県内約4,400ヵ所の民間施設や公的施設に集中的に整備し、働きながら子育てしやすい環境づくりや子育て中の家族の不安解消、利便性の向上に取り組みました。
子育ての喜びを再認識できる「一日保育士体験」
保護者の保育参加を促進するために行っているのが「一日保育士体験」。平成21・22年度の2年間に、約900の保育所・幼稚園で実施し、多くの保護者が参加しました。子育ての喜びを体感する機会や施設と保護者との信頼関係構築の場となっています。
埼玉県は、今後も社会全体で子どもを大事にし、子育て家庭を応援する「子育て支援ムーブメント」の一層の拡大を目指します。
お問合せ
埼玉県福祉部少子政策課
電話番号 048-830-3320
HP http://www.pref.saitama.lg.jp/soshiki/g08/
一日保育士体験の様子