「放浪の天才画家」山下清の展覧会をゆかりの千葉県で開催!
全国を放浪したことから「放浪の天才画家」と呼ばれる山下清(やましたきよし)(1922 ~ 1971)。東京で生まれ、12歳のときに千葉県市川市の八幡(やわた)学園に入園しました。そこで学んだ貼絵で抜群の才能を発揮し、現在でも高い人気のある作家です。素朴で温かみがあり色彩感覚豊かな作品は専門家からも高い評価を得ています。
山下清は各地で見た風景や人々の暮らしを驚異的な記憶力で鮮明に覚え、数ヵ月、ときには数年経った後で貼絵やペン画に再現しました。
今回の展覧会では、山下清の代名詞ともなっている貼絵を始め、油彩画や水彩画、版画のほか、放浪の際に克明に記していた日記など数々の遺品を併せて紹介し、芸術家として、一人の人間としての山下清の真の姿を振り返ります。
会場 千葉県立美術館(千葉市中央区中央港1-10-1)
会期 5月28日(土曜日)~7月10日(日曜日)
休館 毎週月曜日
時間 9時~16時30分
料金 一般:800円 高校・大学生:400円、中学生以下及び65歳以上:無料