東日本大震災被災地復興と被災者の皆様の生活再建に向けた大阪府の支援について

 この度の東日本大震災により被害を受けられた被災地の皆様に、心からお見舞い申し上げます。
 大阪府は、3月11日の地震発生以降、関西広域連合の一員として関西の2府5県連携の下、関係機関と協力しながら被災地の皆様への支援の取組を進めているところです。
 地震発生翌日の3月12日には、大阪府ドクターヘリと大阪府警航空隊ヘリが活動を開始したのをかわきりに、DMAT(Disaster Medical AssistanceTeam:災害派遣医療チーム)12隊が活動開始、大阪府水道部による給水車の派遣と被災地支援のための職員派遣など、被災地に向けた支援活動を開始しました。
 また、大阪府では、被災地の皆様の安全確保と一日も早い復興を目指して、「大阪府災害等支援対策本部」を設置し、「被災地支援」と「受入支援」の二つの取組を中心に支援活動を行っています。
 被災地支援では、現地での給水支援や食品・生活用品等の物資支援を行うとともに、行政職職員のほか保健師や医師等の専門職員の派遣を継続的に行っています。
 受入支援では、大阪府に避難してこられた被災者の方を対象とした被災者生活相談窓口を設置し、大阪府独自で設置した府民の皆様からの見舞金の給付、生活資金の貸付け、大阪府営住宅等への受入れ、学校の入学受入れ等、生活面への支援を行っています。このほか就職支援相談や被災された企業への支援も行っています。
 こうした支援活動を分かりやすくお伝えするため、大阪府では3月13日に被災者支援サイトを立ち上げ、被災された方への支援のご案内や、「義援金を届けたい」「救援物資を提供したい」といった大阪府民の皆様のご要望にお応えするお知らせや支援のお願い、そのほか関連情報(放射能に関する水道水や食品の安全性など)を提供しています。
 また、大阪府は関西広域連合の一員として、和歌山県とともに岩手県を中心に支援を行ってまいります。

被災者支援サイト
「「東日本大震災」にかかる被災地の支援について」
http://www.pref.osaka.jp/koho/tohoku_jishin/index.html