生活と自然が調和する「家・庭一体の住まいづくり」の推進

 静岡県では、「住んでよし 訪れてよし」の理想郷づくりのため、生活と自然が調和する「家・庭一体の住まいづくり」を進めています。生活の基盤である「住まい」について、ライフスタイルやライフステージに応じて、住まう地域や住まいの形態、規模など多様な選択ができる新たな住まい方を提案するものです。
 「家・庭一体の住まいづくり」を実現していくため、「所有から利用へ」という考えの下、少ない負担で土地や住宅を有効利用できる定期借地権制度を活用したモデル住宅団地を整備することにより、「家・庭一体の住まいづくり」の考え方を具現化し、市町や民間における同様の取組を促してまいります。
 また、県民意識を醸成していくため、若い方々から生活と自然が調和する住まいのアイデアを募集する「家・庭一体の住まいアイデアコンペ」を実施するとともに、「家・庭一体の住まいづくりシンポジウム」を開催します。
 さらに、若い世代の子育ての環境を充実させるため、郊外の空家住宅を活用し、都市部からの移住促進を市町や民間事業者と連携して進めていきます。
 都市部の集合住宅においても、住民の交流促進や緑の環境を確保するため、県営住宅の再生整備に当たっては、緑のオープンスペース、共同の花壇や菜園などを設けるようにするなど、入居者や近隣住民が集い、自然と触れ合うことのできる空間を整備し、市町営住宅や民間集合住宅への普及も図っていきます。

お問合せ
静岡県くらし・環境部住まいづくり課
電話番号 054-221-3080

shizuoka201108.jpg