海外からの観光誘客に向けた取組を強化
東日本大震災の発生後、自粛ムードや風評被害により、石川県を訪れる外国人旅行者の落ち込みは深刻で、今年4月の兼六園の外国人入園者数は、前年同月の10分の1以下に減少しました。
それでも5月下旬以降、アジア各国で訪日旅行の自粛緩和の動きが出始め、石川県内への入り込みにも回復の兆しが見えてきました。石川県はこの機会を逃さず、海外からの誘客促進事業を強化しています。
★知事のトップセールスによる東アジアからの誘客促進
7月に知事を団長とする一行が、中国・南京、上海、香港、台湾を訪問し、現地政府機関や旅行会社・航空会社、報道機関で石川県の魅力を強くアピールするなど、誘客拡大に努めました。さらに、韓国において、小松―ソウル便などを利用しての石川訪問を呼び掛けました。
★海外のメディア、旅行会社を招へい
石川の自然、文化、食などの魅力を体感してもらうため、今月から順次、東アジア、欧米のメディア、旅行会社の関係者を招へいしています。旅行会社には石川を訪れる新たな旅行商品の企画を、また各メディアにはその情報発信を促すなど、戦略的な取組を進めます。
★海外版観光特使制度を創設
元国際交流員や石川県ゆかりの文化人など、県内に滞在経験のある人を、「海外版いしかわ観光特使」として委嘱します。口コミで石川の豊かな観光資源をPR してもらうことで、海外からの観光需要の回復、掘り起こしを図ります。
★世界の一流シェフ、11月に石川に集結
世界の一流料理人による食のイベント「Cook It Raw (クック・イット・ロー)」が11月に欧州以外で初めて石川県で開催されます。世界の著名なメディアが同行取材することから、石川の魅力の発信が期待されます。
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石川県交流政策課
電話番号 076-225-1128