更なる滋賀ファンを創造していくことを宣言!びわ湖ブランドネットワーク発足
滋賀の象徴である「マザーレイク・琵琶湖」を礎として「滋賀・びわ湖ブランド」を県内外、国内外、ひいては未来へと発信していくため、産学官民による推進組織「滋賀・びわ湖ブランドネットワーク」が7月25日に発足しました。
滋賀は世界有数の古代湖である琵琶湖を始めとする美しい自然に恵まれ、奥深い豊かな歴史・文化をはぐくんでいます。また、一方で人口増加が続くなど、都会と田舎の要素を併せ持つ日本の中でも独自の風土を持つ県として発展してきました。さらに高い知名度を誇る産品も地域で生み出され、様々な観光資源や物産のブランド化が進められてきました。
しかし、それらが滋賀全体のイメージの向上に必ずしもつながっておらず、地域の活性化にうまく結び付いていないのが現状です。こうしたことを打破していくため、平成22年3月に産学官の共通の指針となる「滋賀・びわ湖ブランド戦略」が策定されました。この戦略の推進を一層加速させ、滋賀の地域ブランド向上を図るためには、県内の各界各層の関係者・県民が手を携え、一体となって取り組むことが不可欠です。
そこで、ネットワークの発足をきっかけに行政、企業、県民が一丸となって滋賀のブランドイメージの構築とより効果的な情報発信を進め、県内外に滋賀の魅力をアピールすることで、滋賀を元気にしていこうと、キックオフフォーラムを開催し、「県内外、国内外に更なる滋賀ファンを創造していく」とするキックオフ宣言を行いました。
フォーラムでは、県内各団体の関係者や県民約150名が参加しました。基調講演の石井淳蔵流通科学大学長は、米飲料大手のコカ・コーラ社などのブランド戦略を例に「ちょっとした相手への思いやりから新しい価値は生まれる」と述べられ、顧客目線で分かりやすく魅力を伝えることの大切さを強調しました。
パネルディスカッションでは、「滋賀・びわ湖ブランドの創造と発信」をテーマに、滋賀の豊かな自然や文化のアピール方法について、積極的な意見交換がなされました。
本年度は、ブランドコンセプト確立のための情報の再編集・発信と、ブランディングに関わる人々がつながる場と機会の検討を行います。
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滋賀県総合政策部企画調整課
電話番号 077-528-3313