全国初!「京都式地域包括ケアシステム」

 京都府では、来るべき「超高齢社会」にいち早く対応し、介護や療養が必要になっても地域と関わりを持ちながら、住み慣れた地域や自宅で24 時間、365 日安心して暮らすことができる社会の構築を目指しています。そのため、行政、医療、介護、弁護士会や大学など、高齢社会に対応する地域づくりに必要な組織・団体が集結。オール京都体制による「京都地域包括ケア推進機構」を6月1日に設立しました。

○「在宅療養あんしんプロジェクト」

 事業を展開するのは、医療・介護・福祉の各分野の専門家が参画する課題別のプロジェクトチーム。今年度は、在宅療養、認知症対策、リハビリ、介護予防など六つのプロジェクトに取り組みます。その中でも「在宅療養あんしんプロジェクト」を重点項目として位置付け、1.体調が思わしくないときに速やかに入院できる「地域包括ケア支援病院(仮称)」の整備、2.高齢者にかかりつけ医を紹介するドクターズネットの整備、3.医師や病院、地域の介護福祉従事者を結ぶチームケアの確立を目指します。

○「福祉安心型社会」の実現を目指して

 高齢者の地域での生活を支える各機関が連携を深め、医療・介護・福祉のサービスをワンストップで切れ目なく、かつ一体的に提供できる「京都式地域包括ケアシステム」により、「福祉安心型社会」の実現を目指します。

お問合せ
京都地域包括ケア推進機構
電話番号 075-822-3562
HP http://kyoto-houkatucare.org

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