ようこそ、開拓の歴史を今に伝える北海道開拓の村へ

 北海道開拓の村は、明治から昭和初期にかけて建築された道内各地の歴史的建造物52棟を移築復元・再現した野外博物館です。過去と今とを結ぶ旧札幌停車場をくぐると開拓期当時の空間が広がります。また村内を北海道和種馬、通称ドサンコがひく国内唯一の「馬車鉄道」(冬期は馬そり)が走ります。
 開拓の村は建造物を通して開拓期の歴史や生活などを伝えていますが、より当時の様子を体験的に理解していただくため、建造物や空間を活用した伝統文化・芸能などの行事を通年開催しています。
 さらに村内では、"語り部"として、ボランティアスタッフが各建造物や北海道の歴史について解説を行うほか、新聞社では昔の印刷機による記念はがきの印刷など、様々な実演を通して当時のくらしを紹介しています。
 また、地域の方に気軽に利用してもらうため「むらびと登録制度」を実施しており、現在では延べ300名近くの登録があります。むらびととスタッフとの協働で、建造物を使ったお芝居や建物の旧所在地への見学会などを実施し、人と人・人と歴史の交流の場として新たな魅力が生まれています。お客様からは「本当にむらびとが住んでいるよう」と好評です。
 皆さんも、北海道にお越しの際は、開拓期の北海道の縮図とも言える"むら"にもお立ち寄りください。
きっと、北海道の歴史と人との出会いが、素敵な思い出となることでしょう。

【お問合せ】
指定管理者 一般財団法人北海道開拓の村
電話番号 011-898-2692

市街地の通りを走る馬車鉄道